本日当社のある九州北部地方は梅雨入りいたしました。
4月に新社会人になられた皆さまは、職場の雰囲気にも慣れ、新たな環境で頑張っている事だと思います。
今回は、新社会人のための保険選びについて考えましょう。
新社会人はまず、自分のための保険を
保険を選ぶ時のポイントは「誰のために保険に入るのか」「どのような保障が必要か」を考える事が必要です。
保障の内容には
・死亡保障 : 万が一のときに、家族のためにお金を残したい。
・医療保障 : 病気やケガで入院・手術・通院などをした時に備えたい。
・老後・貯蓄保障 : 老後の生活資金や子供の教育資金などの準備をしたい。
・就業不能保障 : 病気やケガで仕事が出来なくなった際の収入ダウンに備えたい。
などがあります。
年齢や家族構成などによって必要となる保障内容は異なります。
新社会人の場合ならば、まず自分のための保障について考えてみましょう。
死亡保障は最低限にし、病気やケガの時に困らないよう、
医療保障や就業不能保障から加入するとよいでしょう。
新社会人の死亡保険は葬儀代を目安に
「最低限の死亡保障」とは、一体どのくらいでしょうか。新社会人の場合、まだ貯蓄もないケースがほとんどでしょう。
でも、死後の整理資金ぐらいは用意したいものです。通常、死後の整理資金は「葬儀費用」「霊園使用料」「墓石費用」などが必要です。
葬儀費用の全国平均は200万円弱ぐらいなので、新社会人の死後整理資金は200万円~500万円を目安に一生涯続く保険で、将来家族が増えたら、これに加えて一定期間の保障を厚くする定期保険(収入保障保険)に加入してはいかがでしょうか。
医療保険のチェックポイント
医療保険は、入院日数に応じて1日5,000円や10,000円といった入院給付金を、手術を受けた際にはまとまった手術給付金が受け取れ、医療費の負担を軽くしてくれます。
医療保険では主に以下の点をチェックしましょう。
①どんな場合に給付金を受取れるのか
病気の種類に関わらず同額の給付金を受取れるもの、がんや生活習慣病など特定の病気で入院したときに上乗せ給付があるものなど様々です。
最近のデータによると、入院時の1日あたりの自己負担費用の平均は約19,800円で、65.4%の人が10,000円以上であったと回答しています。入院1日につき10,000円を受取れる医療保険であれば安心でしょう。
②入院何日目から保障され、1入院あたり何日まで保障されるのか
最近では入院1日目から給付金を受取れる保険が主流です、入院日数に関わらず一時金が受け取れる医療保険も人気です。1入院あたりの支払限度日数については、60日や120日などがあります、特定の疾病の場合は無制限で保障するタイプもあります。限度日数が長い方が安心ですね。
③何歳まで保障が続くのか
何歳になっても保障があるのって安心ですよね。
若いうちに終身医療保険に加入すると、年齢を重ねてから加入する場合に比べて、月々の支払額が安くなります。また、支払総額もお得になります。若いうちから保険に加入することのメリットですね。
④保険料はいつまで払込むのか
払込期間が短い方が月々の保険料負担は増しますが支払総額は少なくてすみます。一方終身払など払込期間を長くすると月々の負担を減らす事が出来るので、より保障を充実させることが可能です。
就業不能時の生活への備えは十分ですか
「支出の増加」と「収入の減少」は大きな負担になる可能性があります。
病気やケガによる治療費の負担は医療保険やがん保険で備えられるかもしれませんが、収入の減少まではカバーできません。
収入が減ったとしても生活に必要な支払いは続きます。
病気やケガで入院した人のうち、約4人に1人が仕事復帰まで2か月以上かかっています。
まわりの人に迷惑を掛けないためにも就業不能時の保障を準備しましょう。